肩こりと内臓病気の関係、カラダのだるさはありませんか?

お腹を抱える女性

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カラダの内側が重い感じがする・・・胃腸の調子が良くない・・・食欲がない、やる気が起きない・・・

そんな感覚はありませんか?

つらい肩こりは筋肉の疲労でも起きますが、内臓の疲れからも肩こりが起きることがあるとされています。

どんなメカニズムで内臓の疲れから肩こりが引き起こされるのか知ることで、マッサージなどで対処するのか、食事などで対処するのか?判断しやすくなります。

それでは見ていきましょう↓↓↓

目次

肩首のこりや腰痛は筋肉疲労だけとは限らない

肩と腰が痛む女性

肩こりや腰痛は筋肉がギュッと硬直した状態です。

何らかの原因によって筋肉が硬く縮んでしまい、老廃物が流れていかない、血管が締め付けられて回復のための栄養が運ばれてこないなどして発生します。

原因は様々ですが、一度コリが発生するとコリを意識して周辺に力が入ってしまい、固まっているため老廃物の除去、栄養が運ばれてこないなど悪循環が発生してしまいます。

肩こりや腰痛などが発生している状態は、筋肉が硬直して、老廃物が溜まっている状態でもあるため、肥満やむくみ、お肌に凹凸を作り出す「セルライト」の原因ともなることがあります。

このような状態が、内臓の疲労でも起こることがあるとされています。

肩首の腰痛など、カラダがこっているだけでなく、寝ても疲れが取れない、やる気が起きない、コリがまったく楽にならないなどしていたらもしかすると内臓の疲れが溜まっているのかもしれません。

内臓から起きる肩こりなどの原因と考えられるものに「内臓-体制反射」があります。

内臓・体制反射ってナニ???

痛がる女性

みなさんはおなかが痛いときや息が苦しいときに、おなか回りに力が入ってしまったり、胸や背中まわりにグッと力が入ってしまったことはありませんか?

こうした内臓の不調などから、内臓の近くあるいは関係している筋肉の部位がグッと力が入ってしまうことを「内臓-体制反射(ないぞうたいせいはんしゃ)」と呼んでいます。

おなかの調子が悪ければ、まずおなか周りの横隔膜などの筋肉が固まります。

筋肉は全身つながっていますので、お隣同士の筋肉や関係している部位にも影響が出ます。

たとえば肩コリなのに首コリはないという方がいるでしょうか?

私自身施術していてもそのような方にはあまりお会いしたことはありません。起きたとしても相当特殊な状況なのではないでしょうか?

おなかが固まると、お隣さんである背中や肩甲骨周りも硬くなり、さらには方にも影響が出たり・・・心臓や肺が疲労すれば、胸や背中が硬くなりその影響は肩までやってきます。

どの内臓が疲れているかによって、左肩がこったり右肩がこったりと左右差が生まれることもあるようです。

また鶏が先か卵が先かのように、筋肉と内臓は互いに影響を及ぼしていると考えられており内臓をケアすることで肩コリが改善されたり、マッサージなどで肩コリが改善されれば内臓も負担がなくなり調子が良くなるなど、深い関係があるようです。(参照→体制内臓反射について

肩コリをはじめカラダの不調は、複合的な原因から起きていると考えられるので広い視点で考えることが大切ですね。

食生活の見直しなどで内臓への負担を減らしたり、足りない栄養素を補給することでカラダが元気になり肩こりも改善することがありますので、こちらの記事もぜひご覧くださいね!→「肩コリと食事の関係!必ずとりたい栄養素6選!!!」

肩首・背中・腰~各部位と内臓~

「肩首~胸・背中~腰回り」への疲労がたまり、身体のバランスが崩れている時、それぞれ内臓のどのような部位に影響が出るとされているのでしょうか?

細かく上げると複雑になってしまうので、大まかに「肩首~胸・背中~腰回り」、各部位の筋肉・骨格・神経が一般的にどのような部位に影響し、どのような症状が出るとされているか見てみましょう。

対応する部位 一般的な症状

首~肩涙腺、鼻・喉、舌、顎、口腔、耳、心臓、気管、肺 頭痛やめまい、肩こり、歯疾患、耳疾患、ぜんそく、動脈硬化、胃痛や気管支炎、心臓病
胸~背中気管、肺、胃、肝臓、腹部血管、膵臓、胆嚢、副腎 胸や頭部疾患、腕のしびれ、動脈硬化、肺炎、肝臓や胃病
腰回り小腸、大腸、腎臓、膀胱、生殖器 胃腸病一般、便秘、神経性疲労、皮膚炎、貧血、肝臓疾患、座骨神経痛、股関節疾患、リュウマチ、下半身の冷えなど・・・

肩こりとつらい「緊張型頭痛」の関係

肩こりや腰痛・病気の色々

さきほどの「内臓体制反射(ないぞうたいせいはんしゃ)」のお話とも関係して来ますが、

カラダの病気も肩首のこりや腰痛などとも関係してくることがあるようです。

「五十肩(肩関節周囲炎)」

肩周辺の関節や筋肉になんらかの原因で炎症が起きることによって引き起こされます。

腕をあげると鋭い痛みが走ったり、肩回りの動きが狭く鈍くなってしまいます。

肩まわりを動かさずにいれば、筋肉がだんだんと硬く縮んで来てしまい肩コリを引き起こすことも十分考えられます。

「頚椎症」や「椎間板ヘルニア」

「頸椎症」は後頭部の痛みや手足が重く感じたり、力が入らない脱力感などの症状があらわれることがあります。

「椎間板ヘルニア」は、首を後ろに反らすと激しい痛みが生じることがおおいようです。

椎間板はいくつも積み重なって背骨をつくっていますので、首肩以外の背中や腰などにも痛みが出ることがあります。

内臓疾患

「内臓-体制反射」のくだりでもお話しさせていただきましたが、心肺やおなか回りの不調によって背中や腰、肩にコリが発生することがあります。

もっとも大きな原因は日常における動作が原因であることが多いそうですので、病気などが原因である場合は少ないようです。

肩こり痛を引き起こすもっとも大きな要因といわれているのが、姿勢の悪さ、運動不足、ストレス、眼精疲労といった、日常生活の習慣から生まれるものです。気づかぬうちに、血行不良や筋肉減少、自律神経のバランスの乱れを招くようなライフスタイルを送ってしまっていることで肩こり痛が起きているのです。
生活習慣を見直すことで、解消・緩和が見込めます。

肩こり痛の種類と原因 監修:西田 圭一郎 先生
(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
整形外科 准教授)

もしも心配な症状などがある方は一度診察を受けてみるコトをおススメします。

肩こりと病気や内臓の関係まとめ

いかがでしたでしょうか?

肩こりと病気・内臓まとめ
  • 基本的には筋肉の疲労によって引き起こされる
  • 内臓の疲れが肩こりを引き起こすこともある
  • 筋肉と内臓は相互に関係しているため、どちらもケアすることが大切
  • 肩コリが病気によって引き起こされることもあるため、気になる人は一度病院などで診察を受けるのがオススメ
  • 肩コリは日常の習慣動作で起きることがほとんど

みなさんの参考になれば幸いです

肩こりについてもっと知りたい方はこちらもどうぞ↓↓↓

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