夕方になると足がむくんで靴がぱんぱん…朝よりふくらはぎが太く感じる…
そんな経験はありませんか?
ふくらはぎは心臓より下にあり、重力の影響で血液循環が悪くなり、余分な水分や老廃物が溜りやすい場所です。
むくみを長期間放置するとセルライトができやすくなり、むくんでいない本来の状態に戻りにくくなります。
ダイエットを頑張っても足だけ痩せないような場合、むくみが原因になっているかもしれません。
ふくらはぎのむくみを解消して、見た目もすっきり、思いっきりおしゃれを楽しみたいと思いませんか?
今回は、ふくらはぎがむくみやすい原因や、日常生活の合間に短時間で取り入れやすく、座っていても立っていてもできる簡単解消法をご紹介します!!
ふくらはぎがむくみやすい原因
むくみは皮膚の下にある細胞と細胞の間に余分な水分が溜まった状態です。
ふくらはぎは心臓よりも下にあり、重力の影響で血液やリンパ液が滞りやすい場所とされています。
それでは、ふくらはぎがむくみやすい原因を見て行きましょう。
筋肉を動かしていない
ふくらはぎの筋肉にはポンプの役割があり、筋肉を動かすことでポンプ作用が働き、血液を下から上に押し上げています。
そのため、ふくらはぎの筋肉を動かさないと血液循環が悪くなり余分な水分や老廃物が溜まりやすくなる傾向があるとされています。
デスクワークでの座りっぱなしや立ちっぱなしはふくらはぎの筋肉を動かすことが少なくなってしまいます。
そのため、筋肉のポンプ作用が働きにくくなり、むくみが発生しやすくなります。
運動不足
運動不足により、ふくらはぎの筋肉が衰え筋力が低下してポンプ作用が働きにくくなります。
また、女性は男性より筋肉量が少ないためポンプ作用も弱くむくみを感じやすくなるようです。(お肌が凸凹になるセルライトも女性に多く出来るとされています。)
血行不良
血行が滞ると体の隅々に血液が行き届かず、老廃物の蓄積や冷えの原因にもなる為、むくみを感じやすくなります。
血液は肝臓や腎臓など体にとって重要な内臓に優先して送られるため、血行が滞ると末端の手足に血液が届きにくくなります。
また、心臓から離れたふくらはぎや足先は特に冷えやむくみを感じやすくなるとされています。
血行不良が起きやすい原因には3つの原因があります。
- 体を締め付ける洋服や下着
- 足にあっていない靴
- 運動不足
体を締め付ける洋服や下着
体を必要以上に締め付ける洋服や下着は体の動きを妨げるため、血流が悪くなり血行不良を起こしやすくなります。
ぴったりした洋服を着る時は下着の締め付けが少ないもの、下着の締め付けがある場合は、ゆったりした洋服を選ぶなど調整してみてはいかがでしょうか。
また、座った姿勢は膝裏や足の付け根の鼠径部を曲げて圧迫した状態になり、血行不良がおきやすくなります。
デスクワークの時には膝裏や足の付け根を圧迫しない服装を選んであげると身体がとても楽になるのでおすすめです。
足にあっていない靴
先が尖って足の指が動かない靴や、膝から下を締め付けるような靴は足を圧迫し動きを妨げるため血行不良につながりやすくなります。
仕事の際など締め付けの少ないゆとりのある物に履き替えて楽にしてあげましょう。
運動不足
筋肉を動かすことで血液を循環させている為、体を動かさないと隅々まで血液が行き届かなくなります。
運動した方が良いのは分かっていてもなかなか時間がない。
そんな時は、エレベーターやエスカレーターを使わず階段を使用する、
自転車を使わず歩くなど日常生活の中でふくらはぎの筋肉を積極的に動かすようにしてみましょう。
塩分の多い食べ物や過多なアルコール摂取
塩分の多い食べ物やアルコールを摂取した際、細胞内が脱水状態になり、喉の渇きを強く感じるようになります。
体に必要な量を上回る水分を摂取した場合むくみが発生しやすくなります。
また、アルコール摂取によって血管内の高まった血液濃度を低くするため、体内にある水分が血管内に流れることもむくみの原因になるそうです。
次の日にむくみでパンパンにならないためにも、塩分の多い食品やアルコールの過度な摂取は気をつけましょう。
ホルモンバランスや自律神経の影響
女性ホルモンのプロゲステロンは体に水分を溜めこむ傾向があります。
その為、生理前や更年期の女性ホルモンの影響により、むくみが起こりやすくなります。
また、この時期は自律神経の乱れも起こりやすく、血管の働きが悪くなり血行不良が起きやすくなります。
ホルモンバランスや自律神経が大きく乱れないよう、バランスの良い食事や睡眠時間の確保しましょう。
散歩やストレッチなど適度に体を動かすとストレス発散にもなるのでおススメです。
ふくらはぎすっきり!簡単ケア方法
むくみが日常化して当たり前になってしまうと、お肌の表面に凹凸ができるセルライトが発生しやすくなり、元の状態に戻すまでに時間がかかってしまいます。
日常生活の合間にこまめな足のケアしてむくみを対処していきましょう!!
ふくらはぎの運動
ふくらはぎの筋肉にはポンプの役割があり、筋肉を動かすことでポンプ作用が働き、血液を下から上に押し上げています。
つま先立ちをするようにかかとの上げ下げを繰り返して筋肉を動かしてあげましょう。
また、スクワットもふくらはぎだけではなく足全体の運動にもなるので、おすすめの運動です!
1回に多い数を行うよりも、何度かに分けてこまめに筋肉を動かすと良いでしょう。
足のストレッチ
ふくらはぎの運動で筋ポンプ機能をあげる以外にも、足全体の筋肉をストレッチして柔軟性をあげると血流も良くなり、むくみ対策のひとつになります。
無理にストレッチすると筋肉を痛めやすいので、体の力を抜いてゆっくり痛くない程度にのばし、呼吸をしながら行うことが大切です。
①足の開脚
②足先ぶるぶる
③足の指をグーパー運動
④足首回し
座ったままでも立ったままでもできるストレッチです。
アキレス腱伸ばしもおススメです。
身体を温める
筋肉が冷えると血行不良となり、むくみやすくなるためレッグウォーマーや靴下で足元を冷やさないようにしましょう。
また足を締め付けない靴で血液循環を滞らせないことも大切です。
お仕事や家事などで日中の対策が難しい場合は、帰宅後のお風呂でしっかり温まった後に、運動やストレッチを行うことでより足元を温めることができます。
セルフマッサージ
ふくらはぎのマッサージを行うことで、余分に溜まった水分や老廃物を押し戻しやすくしてくれます。
お風呂上がりの体が温まり、血行が良くなった時に行うと効果的と言われています。
マッサージオイルやクリームを使ってお肌への負担を少なくしましょう。
オイルやクリームは持っていない方でも、お風呂に浸かった状態で行うと滑りが良くなるのでオススメです。
また、お風呂に浸かることで身体も温まり、水圧によって循環を良くしてくれます。
マッサージは、気持ち良いくらいの強さで、呼吸を止めずにリラックスしながら行います。
以下のポイントに気を付けて行いましょう↓
①膝の裏や足の付け根を指の腹で痛くない程度の力でくるくるとする
②足の指や足裏をもみほぐす
③足首から膝に向かって流すようになであげる
ツボ押し
むくみに良いと言われているツボはたくさんありますが、代表的なツボをご紹介したいと思います。
三陰交(さんいんこう)→うちくるぶしから指4本分上の骨際にあります。
むくみ以外にも足の冷えや生理痛や便秘などにも良いとされています。
湧泉(ゆうせん)→足裏親指下の膨らみと小指下の膨らみの間で、足の指を曲げた時に一番凹むところにあります。
エネルギーが泉のように湧き出ると言われており、全身の血行を良くし全身疲労にも効果的とされています。
ツボ押しは痛気持ち良い力加減を目安に押しましょう。
指でうまく押せない場合は、ツボ押し棒などのグッズやゴルフボールなどを使って刺激するのも良いでしょう。
セルフマッサージの時に、ツボ押しもあわせて行うとスッキリ感もアップします。
まとめ
今回はふくらはぎのむくみやすい原因と簡単解消方法をご紹介させていただきました。
いかがでしたでしょうか?
- ふくらはぎは血行不良、ホルモンバランスの影響でむくみが起きやすい!
- 塩分の多い食事やアルコールは適度に!
- むくみの解消にはふくらはぎのポンプ作用が大切!
- 対策にはストレッチやかかとの上げ下げ、スクワットなどですっきりふくらはぎに!
- 日常的にセルフマッサージを行い、むくみのない美しい足を手に入れましょう!
今回はふくらはぎのむくみやすい原因と簡単解消方法をご紹介させていただきました。
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