フォトフェイシャルは肝斑には使用することができないとされている施術方法でした。
フォトフェイシャルはシミやそばかすをはじめ、多くの肌トラブルに対応できるマシンで多くのクリニックでおすすめされています。
フォトフェイシャルの最新マシンは肝斑にも施術ができると聞いたけど、もしも肝斑がひどくなったら嫌だな・・・そう思う方も多いのではないでしょうか?
今回はフォトフェイシャルが肝斑に使用できる条件や、肝斑ができる原因についてなど詳しく解説していきます。
実際に施術を受けた方の症例・ビフォーアフター写真が見れるクリニックなども紹介するので、興味のある方はチェックしてみてください。
- 従来のフォトフェイシャルは肝斑に使用不可だった
- フォトフェイシャルで肝斑のシミが悪化することがある
- 最新マシンは肝斑モードなどがあり対応している
- 肝斑の状態によっては他の施術方法が提案されることもある
それでは早速みていきましょう↓
フォトフェイシャルで肝斑が悪化する?気をつけるべき注意点は?
フォトフェイシャルで肝斑が悪化する場合があります。しかし、最新のマシンであれば肝斑モードなどに切り替えることで施術ができます。
肝斑とは何か?フォトフェイシャルで悪化してしまう理由や原因などについて詳しく解説していきます。
肝斑とは?フォトフェイシャルで悪化する場合も
肝斑はシミとは違うとされ、顔の左右に現れてきます。中年期以降に多く女性に多くみられるとされます。
フォトフェイシャルはメラニン色素など通常のシミに対して効果的とされますが、肝斑に対して施術を行うと場合によっては悪化してしまうことがあります。
肝斑は両側の頬部を中心としてできる境界がはっきりとした色素斑で、中年女性に多く見られます。女性ホルモンと紫外線暴露が主な原因と考えられています。肝斑と老人性色素斑を合併している例もあり、専門医でなければ見分けが難しい場合があります。参照→日本形成外科学会「しみ(色素斑)」
肝斑はどうやってできるの?原因は?
肝斑とシミは違うものとされていますが、肝斑の原因ははっきりわかっていません。
妊娠中や経口避妊薬の使用など、30〜40代の女性に多くみられ閉経すると薄くなってくることから女性ホルモンとの関係が原因の1つではないかとされています。
女性ホルモンと肝斑の関係
肝斑ができる原因は、明確にはなっていません。ただ妊娠中の女性や月経不順が続く女性、経口避妊薬を服用した女性に肝斑の症状が出たり悪化したりすることがあるため、女性ホルモンのバランスが乱れることが原因の一つであると考えられています。肝斑の症状は30~40代の女性に多く現れ、閉経すると薄くなる、もしくは発症そのものがなくなるケースがあることからも、肝斑と女性ホルモンとの間に強い関係性があることは間違いないでしょう。参照→品川スキンクリニック「肝斑の原因について」
肝斑と他のシミの違い
通常のシミは紫外線の影響によるものが多く、「老人性色素斑」や「日光角化症」などがあります。紫外線の暴露によってメラニン色素などが沈着して
しみ(色素斑)とは一般的に「しみ」と称される疾患で、病院に相談に来る患者さんの多くは加齢性や紫外線暴露に伴うものです。その中でも高い頻度でみられる代表的なものは、老人性色素斑や肝斑です。
老人性色素斑は、境界が比較的明瞭な褐色の色素斑で、中年以降によく見られます。紫外線の暴露により生じます。参照→日本形成外科学会「しみ(色素斑)」
フォトフェイシャルのデメリットや副作用について詳しく知りたい方はこちらの記事もあわせてご覧ください↓
シミ・そばかすケアを得意とするフォトフェイシャル
フォトフェイシャルは、シミ・そばかすに効果を発揮するマシン施術のひとつです。
最新のフォトフェイシャルは肝斑モードがある
「品川美容外科」で使用されている「フォトシルク」や「M22」などの最新マシンには肝斑モードがあり、従来のマシンではできなかった肝斑への照射が可能となっています。
フォトフェイシャルの光エネルギーは黒ずみなどの濃い色素に吸収され熱エネルギーとなります。シミなどにあるメラニン色素や血管の内部にあるヘモグロビンなどに作用シミそばかす以外の幅広いお肌の悩みに対応してくれます。
多くの施術方法がある美容医療の中でも利用しやすい料金やダウンタイムが少ないため、初めてクリニックの施術を受ける方にもおすすめです。
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どのようにして肝斑に効果的か?
従来のマシンと違い最新のフォトフェイシャルはお肌の状態にあわせた光の波長を選ぶことができます。
1人1人にあわせた細かい対応ができるため、よくある悩みから肝斑のような深い悩みまでアプローチしてくれます。
波長に応じて効果がある皮膚の層が違うため、メラニン色素への波長、コラーゲンなどの美肌成分を促進する波長、毛細血管の中にあるヘモグロビンへアプローチする波長、肝斑ケアの波長など使用するモードを切り替え対応することが可能となっています。
フォトフェイシャルの効果が感じられない場合や効率的な受け方について紹介しているこちらの記事もあわせてご覧ください↓
フォトフェイシャル以外の施術方法との違いは?
フォトフェイシャルは幅広いお肌の悩みにアプローチできる施術ですが、他の施術方法との違いはあるのでしょうか?
幅広い悩みに対応しているマシンですが、ニキビ跡の深いクレーターや盛り上がってしまったお肌などはケアしきれない場合があります。そういった場合は「レーザートーニング」や「ダーマペン」などの施術が使用される場合もあります。
顔の顎周りの脂肪などには効果がないため、美肌ケアと同時に脂肪も減らしたい場合は「脂肪冷却(クールスカルプディング)」や「ハイフ(HIFU)」などを併用するのがおすすめです。
フォトフェイシャルの最新マシンで肝斑を施術するメリットは?
フォトフェイシャルの最新マシンで肝斑を施術するメリットはどのようなものがあるのでしょうか?
- 幅広いお肌の悩みへアプローチ
- ダウンタイムが短く他の施術より安心
幅広いお肌の悩みへアプローチ
フォトフェイシャルの現行機種であれば、肝斑モードがあるため従来のマシンでは不可能だった肝斑へのアプローチが可能とされます。
さらに肝斑ケアだけでなく、シミやそばかす、くすみ、ニキビなどのケアもしてくれるため1台で理想のお肌へ導いてくれる優れ物です。しかし、深すぎるニキビ跡やお肌の状態がひどい場合は「レーザートーニング」など他の施術が必要にあってくることもあります。
ダウンタイムが短く他の施術より安心
フォトフェイシャルは他の施術方法と比べてダウンタイムが短く、痛みなどの刺激も少ない安心な施術とされます。
ただし、お肌の状態が悪かったりお肌が過敏な人は赤みや痒み、腫れや痛みを感じることがあります。
また、フォトフェイシャルの光エネルギーはメラニン色素など狙った部分だけにアプローチすることができるため、狙った場所以外の細胞を傷つけない安心な施術とされています。ダウンタイムが短く日常生活に戻りやすいのも大きなメリットです。
フォトフェイシャルの施術を受ける最適な頻度や回数について知りたい方はこちらの記事も合わせてご覧ください↓
フォトフェイシャルのリスクは低い?
フォトフェイシャルはダウンタイムがほぼなく安心して受けられる施術ですが、お肌が敏感な人やお肌の状態が悪いと副作用が現れることがあります。
- 赤みや痒み
- 腫れや痛み
- 一時的なシミの悪化
- 肝斑の悪化
フォトフェイシャルはまれに、赤みや痒み、腫れや痛みが起きることがあります。数時間〜数日で落ち着く場合が多く美容医療が初めての方にも安心感がある施術方法です。
またターンオーバーを促進することでお肌をケアしていきますが、お肌が理想の状態へ向かう途中で深い部分のシミが浮き出て来るため「シミが濃くなった?」と感じることがあります。しかし、施術を継続することで濃くなったと感じたシミも古い角質とともに剥がれ落ちて薄くなっていきます。
現行機種の肝斑モードが搭載されていないフォトフェイシャルで肝斑を照射すると悪化することがあります。肝斑が気になる方はクリニックの事前カウンセリングで肝斑への施術方法を担当医と相談して適切なものを選ぶようにしてください。
フォトフェイシャル以外の施術や併用されるマシンは?
肝斑モード搭載のフォトフェイシャルを受けていただくこともできますが、肝斑治療としてはほかにも以下の選択肢があります。
- レーザートーニング
- エレクトロポレーション
- ケミカルピーリング
- レーザートーニング
- ゼオスキン
- トラネキサム酸等の内服薬
シミと肝斑は、その特徴の違いから治療法も異なります。シミ・そばかす治療にはフォトフェイシャルがおすすめですが、肝斑だとフォトフェイシャルを避けたほうがよいケースも多いです。
レーザートーニングは肝斑への施術が得意
フォトフェイシャルは現行機種が肝斑への施術も可能となっていますが、元々は肝斑への施術は得意としていなかったマシンです。
一方「レーザートーニング」は肝斑への施術が得意なマシンとして知られています。
広範囲に光エネルギーを照射するフォトフェイシャルと違い、「レーザートーニング」は面というより一点集中型の施術方法です。肝斑が気になる人や状態が悪い人は「レーザートーニング」の施術も提案されることがあります。
エレクトロポレーション
エレクトロポレーションはお肌に極小の穴を開けることで、様々な専用薬剤を組み合わせてお肌を理想の状態へ導いてくれる施術方法です。
ビタミンCやトラネキサム酸などの美容成分を浸透させることで美しいお肌へとアプローチしていきます。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは専用の薬剤を浸透させることで、古い角質を剥がしターンオーバーを促進させる施術方法です。
シミやくすみ、ニキビ・ニキビ跡などフォトフェイシャルと同じく幅広い悩みに対応しています。ケミカルピーリングもお肌の状態がひどい場合やニキビ跡のクレーターが深かったりする場合は他の施術と組み合わせて使用することがあります。
それぞれの施術方法とフォトフェイシャルを組み合わせることで、お互いに足りない部分をサポートし隙のない施術を行うことができます。
施術時やカウンセリングに必要な持ち物はある?
フォトフェイシャルは多くの肌トラブルに使用される施術方法ですが、施術時やカウンセリングに必要な持ち物はあるのでしょうか?
初めての施術・事前カウンセリング
初めてフォトフェイシャルの施術を受ける時には事前カウンセリングを行います。この時、お肌の悩みが一般的なシミなのか?肝斑なのか?それ以外なのか?などをクリニックの担当医が診断してくれます。
シミやそばかすであればフォトフェイシャルが得意とする悩みのため問題なく施術を受けることができます。
また、肝斑であれば肝斑モードが搭載されているフォトシルクやM22などの現行機種だと安心して受けることができます。それ以外の機種であれば「レーザートーニング」など他の施術を提案してくれます。
特別用意するものはありませんが、持病や常飲している薬などがある方は控えや処方された内容を担当医に伝えられるように準備しておいてください。現在の状態を正確に伝えることが効率的な施術につながります。
施術前後のケアをしっかり行う
フォトフェイシャルの施術前後はセルフケアをしっかり行なっておくと効率的に受けることができます。
具体的には施術前後には日焼けなどをしないように紫外線対策を徹底してください。日焼け止めや帽子などで直射日光を避けるようにしてください。
また乾燥していたりお肌の状態が悪いと、フォトフェイシャルの光エネルギー照射で一時的に受けるお肌のダメージが増えてしまいます。保湿ケアなどを行いできるだけ潤った状態を維持できるようにしてください。ダメージが少なくなり効率的に施術を受けることができます。
他に必要な持ち物はある?
フォトフェイシャルのダウンタイムはほとんどないため、すぐに日常生活に戻ることができます。
お肌が過敏な人などを除いて、施術後すぐにメイクなどを行なって大丈夫です。普段使っているメイク道具やスキンケアグッズを持参してOKです。
まとめ
フォトフェイシャルの最新マシンが肝斑へのアプローチが可能なこと、メリットやデメリットなどを紹介してきました。
- 従来のフォトフェイシャルは肝斑に使用不可だった
- フォトフェイシャルで肝斑のシミが悪化することがある
- 最新マシンは肝斑モードなどがあり対応している
- 肝斑の状態によっては他の施術方法が提案されることもある
フォトフェイシャルは従来のマシンでは肝斑に使用できませんでしたが、現行のフォトシルクやM22などは肝斑モードで施術が可能となっています。
「品川美容外科」では、フォトフェイシャルの施術を「フォトシルクプラス」を使用して行い肝斑への施術も可能としています。
光を照射するだけなので、担当医による効果の違いはなく最新マシンを導入しているクリニックがおすすめです。
また、自分の予算に合った料金や全国展開している通いやすいクリニックを選ぶことが重要です。
フォトフェイシャルはしみやそばかすだけでんなく、お肌の滑らかさやハリ、くすみやニキビ跡まで幅広いアプローチが可能な施術となっています。
金額の高いクリニックでは3万円ほどする場合もありますが、全国展開している「品川美容外科」であれば¥8,640〜と良心的な価格で施術を受けることができます。
実際に施術を受けた方のビフォーアフター写真も多く掲載されているため確認してから安心して施術を受けることも出来ます。
ぜひ公式サイトで確認してみてください。
「品川美容外科」フォトフェイシャルの症例ビフォーアフター↓
(症例写真は公式サイト↓画面上部のメニュー「シミ・くすみ」から「フォトシルク」をご覧ください。PCの場合は画面下部にあります。)
施術のビフォーアフターが見られると安心して施術を受けることができますね!
すでにフォトフェイシャルを受けた方達の症例写真に興味のある方はぜひチェックしてみて下さい↑↑↑