太ももにできたセルライトの凸凹が気になっていませんか?
無理やり潰そうとすると痛くて赤く腫れてしまう上に、セルフマッサージだけでは取り除くことができません。
そんな厄介な太もものセルライトができる原因とや対処方法を紹介して行きます。
- 太もものセルライトができる原因
- 太もものセルライトへの対処方法
- 太もものセルライトは潰せる?
- 太もものセルライトはエステで取れる?
太もものセルライトを理解する
無理にマッサージするとかなり痛い太もものセルライトはなぜできるのでしょうか?
太もものセルライトをマッサージすると痛すぎる・・・
セルライトは脂肪細胞が大きくなり老廃物と合体し凸凹になった状態のことです。セルライトができた太ももは血液やリンパ液の循環を妨げて組織が繊維化することでお肌の表面が凸凹としてきます。
身体の循環が良好であれば原因の1つである老廃物は自然に体外へ排出されていきます。しかし、脂肪細胞が大きくなることで血液やリンパの流れが悪くなると鬱血やむくみが発生しスムーズな流れを妨げます。そして徐々に組織が硬く繊維化することで太もものセルライトが完成します。
ご自身の太ももにあるセルライトをついつい強くマッサージしてしまっていませんか?痛くて赤く腫れるのみでなかなかセルライトの凸凹は取れないのではないでしょうか?セルフマッサージでは悪くなった身体の循環を良くするために、強くマッサージするのではなく優しく血液やリンパ液を流すように行ってください。
こちらの記事↓でセルライト潰しについて詳しく紹介しているので、興味のある方はあわせてご覧下さい。
そもそもセルライトが太ももできるのはなぜ?
そもそもセルライトが太ももにできてしまう理由はなぜでしょうか?
考えられる原因を6つ紹介していきます。
- 運動不足になっている
- 長時間の同じ姿勢をとっている
- 脂質や糖質の多い食生活をしている
- 喫煙習慣がある
- 睡眠不足がある
- ストレスによる自律神経の乱れ
1.運動不足になっている
運動不足の日々は太ももの筋肉がなくなり、血液やリンパ液の流れが悪くなり太ももにセルライトができやすくなります。
2.長時間の同じ姿勢をとっている
長時間のデスクワークや立ち仕事などで同じ姿勢が続き、太もも周辺の筋肉の硬直が続くと太ももの血行不良が起きて来ます。やがて組織の繊維化が起き強くマッサージすると痛くなる太もものセルライトが出来てしまいます。
3. 脂質や糖質の多い食生活をしている
脂質や糖質が多食生活は血中のコレステロールが増えるため、これが脂肪やセルライトが増える原因の1つとされています。
4.喫煙習慣がある
喫煙習慣がある方は血管の収縮を起こすニコチンを頻繁に摂取しているため、血行不良が発生し老廃物が流れず太ももにセルライトができる要因となります。
5.睡眠不足がある
睡眠不足は身体の修復や老廃物の排出など内臓が様々な作業をする時間となっています。特に胃腸をはじめとする消化器系の機能が働かなくなってくると代謝がおち、血液やリンパ液の循環が悪くなり太ももセルライトの原因となります。
6. ストレスによる自律神経の乱れ
仕事や日常生活でストレスが多くなると自律神経が乱れて来ます。
活動モードの交感神経とリラックスモードの副交感神経の切り替えが上手くいかなくなり、常に筋肉が硬直した状態になってしまいます。これにより血液やリンパ液の循環が悪くなると老廃物が滞留しやすくなり脂肪とあわさることで太もものセルライトが出来やすくなってしまいます。
セルライトの原因について詳しく知りたい方はこちらの記事もあわせてご覧ください↓
太もものセルライトが痛む時はどうすれば良い?対処法は?
マッサージした時の太ももの痛みは実はセルライトが生み出しているわけではなく、リンパの詰まりとセルライトによる筋肉や血管の圧迫です。
セルライトそのものが痛みを出すわけではありませんが、脂肪が大きくなり老廃部と合体することで硬くなった部分がリンパ管や血管を圧迫し痛くなってしまいます。
セルライトが多くなっているということは、それだけリンパ管や血管が圧迫されていることになりセルライトが増えるほど圧迫も増していくということになります。
無理のない範囲でウォーキングやジョギングなど体を動かして血液やリンパの流れを良くし、お風呂やマッサージ(痛くない血液やリンパを流すような感じで)なども行ってください。身体の循環が良くなる程痛みも出にくくなります。
自分で太もものセルライトに対処するのが面倒な場合は、脚のセルライト専門コースがあるエステサロンを利用する方法もあります。こちらの記事で詳しく解説しているのであわせてご覧ください↓
自分でできる太もものセルライトへの対処方法を紹介
太もものセルライトは足の見える短いパンツやスカート、夏場には水着を着る時などにも目立ってしまいます。
自分でできる太もものセルライトへの対処方法を紹介します。
- 筋力トレーニング
- ジョギングなどの有酸素運動
- 太もものマッサージ
- 太もものストレッチ
- 食事内容の見直し
- 食事の摂り方の工夫
- ストレスの発散
筋力トレーニング
筋力トレーニングは行っている時の消費カロリーに加えて、筋肉量が増えることで代謝が上がるというメリットがあります。体を動かすことで身体の循環も良くなりセルライトの原因となる老廃物も滞留しにくくなります。
脂肪細胞がなくなるわけではありませんが、小さくなっていくためセルライトの凸凹が目立たなくなっていきます。
特に効率が良いのがスクワットです。太ももは筋肉が多くつく部分のため脂肪に代わって太ももに筋肉がつくことで代謝が上がり普段のカロリー消費も大きく太りにくくなるためセルライトの発生を事前に防いでくれます。
- 両足を肩幅程度に広げて立ち
- 前のめりにならず
- ひざとお尻が横一直線になる程度にお尻を下げていきましょう
- 素早くやらずゆっくりスムーズに動かすと効果的です。
とにかく焦って回数を多くしたり早い動きで行わないことがポイントです。慣れて来てから回数を多くするようにしてください。
「セルライト」を筋トレで落としたい方はこちらの記事もあわせてご覧ください↓
ジョギングなどの有酸素運動
ジョギングなどの有酸素運動を継続することで、代謝が上がり脂肪燃焼しやすい身体を作ることができます。
筋力トレーニングと違い、一定の負荷を掛けた運動を長時間継続していきます。ジョギングだけでなくロードバイクなどのサイクリングや水泳などもおすすめです。有酸素運動に慣れておらずキツイ方はウォーキングから始めて見てください。
20分以上有酸素運動を継続すると脂肪が燃焼しやすくなるとされています。脂肪が燃焼することで肥大化が縮小すれば太もものセルライトが目立たなくなってきます。20分の継続が難しい方は5分、10分と少しずつ無理なく時間を増やして見てください。
太もものマッサージ
筋力トレーニングや有酸素運動をした後は、太もものマッサージも行うと効果的です。
- マッサージオイルやクリームを太もも全体が滑らかにマッサージできる分量使う
- 太ももを膝から太ももの付け根に掛けて血管やリンパを流すようにマッサージする
特にお風呂上がりや就寝前に、痛くない程度の力でマッサージして見てください。即効性はありませんが常に老廃物を流してあげることでセルライトの予防になり目立たなくすることができます。
セルライトケアにおすすめのグッズやマッサージを紹介しているこちらの記事もあわせてご覧ください↓
太もものストレッチ
太もものマッサージに加えてストレッチなどもしてあげると相乗効果があります。
- 足をまっすぐ伸ばした前屈
- 正座した状態で後ろに倒れる後屈
この両方を行うと太ももの裏表の筋肉が引き伸ばされて柔らかくなることで血流やリンパの流れが良くなっていきます。
正座した状態で後ろに倒れるストレッチは、両足だときつい場合があるのでその時は片足ずつ行ってください。それでもきつい場合は椅子に掴まり立った状態で伸ばして見てください。
ストレッチも太もものセルライトの予防になるので毎日無理なく続けて見てください。
食事内容の見直し
太もものセルライトは食事内容の見直しでも目立たなくすることができます。
筋肉を増やし基礎代謝を高めるには、バランスの良い食事が大切です。特にタンパク質が足りないとせっかくの筋力トレーニングや有酸素運動をしても疲労が回復せず体調を崩してしまうでしょう。
タンパク質やビタミンなどのミネラルを多く取るようにすることで、身体を動かすことによって身体の循環を良くするだけでなく、身体の内側から循環を良くしていくことができます。
脂質や糖質が多くなり過ぎている方は、食事内容を見直すことでセルライトが出来にくい体を目指すことができます。
食事の摂り方
食事の摂り方も見直すと太もものセルライトを目立たなくすることができます。
- 食事の時間
- 食物の咀嚼回数
特に食事をする時間と食物の噛む回数に気をつけて下さい。
夜10時を過ぎてからの食事は太りやすくなるとされ、決まった時間に食事を摂る方が消化も良く太りにくとされています。また、寝る2時間前には食事を済ませることで就寝前に消化が終了し睡眠中まで消化が続くのを防ぎ良質の眠りをとることができます。
食物の咀嚼回数も大切で、よく噛むほどの消化もしやすくなり食べ進めるのに時間をかけるため満腹度が上がります。よく噛んでゆっくり食事をすることで食べ過ぎを防ぐことができます。
1回の食事の咀嚼回数と食事時間を調べた報告によると、戦前の食事は1420回噛み、約22分だったのに対し、現代の食事は620回で約11分と、噛む回数、食事時間とも半分に減っています。
平成21年国民健康・栄養調査結果では、食べる速さを体型別にみると、肥満(BMI25以上)の男性は、速いと回答した人が63.9%で、肥満ではない人に比べて多いことがわかりました。他にも、早食いの習慣がある人ほど肥満度が高いという研究報告があります。早食いでは、脳が満腹を感じるまでに食べ過ぎてしまうことが考えられます。
参照→農林水産省「よく噛んで食べ過ぎを防ごう」
ストレスの発散
ストレスの発散も太もものセルライトを目立たなくすることに関わってきます。
ストレス方な状態は交感神経が活発になり興奮状態が続いてしまいます。これにより身体の筋肉が硬直した状態が続き血液やリンパ液の流れを悪くしてしまいます。
ゲームやネットなどインドアなストレス発散も良いですが、先に紹介した筋力トレーニングや有酸素運動なども無理ない範囲で行うとストレス発散になり、筋肉量や代謝まで上がり一石二鳥のメリットがあります。
太ももにできるセルライトには種類がある!?
脂肪型 | 全体の50%がこの脂肪型タイプで肥満が原因のため、ダイエットやセルライトエステなどで解消されることも多い状態です。 放置すると「繊維型セルライト」に変わり落ちにくくなることがあり、早めの改善がおすすめです。 |
むくみ型 | むくみやカラダが冷えることによって発生するのが「むくみ型セルライト」と呼ばれています。 特に女性はホルモンバランスの変動があるため「むくみ型セルライト」も多いとされています。マッサージやエステマシンなど代謝を上げるのがオススメです。 |
線維化型 | 脂肪細胞や老廃物、コラーゲンなどと複雑に絡み合ったモノが「繊維型セルライト」と呼ばれ「オレンジピールスキン」と呼ばれる凸凹が出来るのが特徴です。 落とすことが難しいとされ、肥満解消のダイエットと並行してセルライトエステを受けるのが◎ |
筋肉質型 | 珍しいのが「筋肉質型セルライト」、幼少期から運動習慣があった人が運動を辞めると発生すると言われています。 セルライトがある人の中でも数パーセント程度と言われ、筋肉が脂肪に代わりセルライトが発生するパターンです。 |
大きく4つのタイプに分けられることが多いですが、どれか1つだけという場合は少なく数種類のタイプが混ざっている方がほとんどです。
「セルライト」のチェック方法やタイプについて詳しく知りたい方はこちらの記事もあわせてご覧ください↓
太もものセルライトを取るならエステも利用する
太もものセルライトを除去したい場合はエステを利用することもおすすめです。
太もものセルライトは脂肪細胞と老廃物があわさって出来ているため、キャビテーションなどの脂肪分解するとされているマシンを利用したエステがおすすめです。
セルライトがエステで取れる理由
太もものセルライトはマッサージなどではなかなか取れないのになぜエステで取れるのでしょうか?
セルライトは脂肪と老廃物が合わさったものなので、マッサージで老廃物を流すことができても脂肪細胞が減るわけではありません。そして、1度硬く繊維化したセルライトの結合は自分で行うマッサージではなかなか取れないのが現実です。
そこで、キャビテーションなどの脂肪細胞を分解するとされるマシンを使用することで脂肪と老廃物の結合へアプローチして除去していくことが可能とされています。
キャビテーションなどのマシンにより分解された脂肪細胞を、リンパの流れを知り尽くしたプロのマッサージが合わさることでセルライトをできるだけ短期間でなくして行く事ができます。サロンによっては食事指導などを行う場合もあります。
キャビテーションの他にも「脂肪冷却(クールスカルプディング)」などがあります。こちらの記事で詳しく紹介しているのであわせてご覧ください↓
まとめ
太もものセルライトができる原因やその対処方法について紹介して来ました。
セルライトの予防や目立たなくすることは自分自身で気をつけて行く事ができますが、1度付いてしまった太もものセルライトを除去しようと思うとなかなか自力では難しいことが多いです。
日常生活からセルライトが発生しないような習慣を続けることが大切ですが、すでに付いてしまった場合は自力だと時間や労力が掛かる傾向があるのでエステの利用も検討して見て下さい。
こちらの記事では、セルライト専門コースがある厳選サロンを紹介しています。いつまでも続く悩みにせずまずは初回体験でセルライト除去の効果を実感してみることをおすすめします↓
太もものセルライトの凸凹にピリオドを打ってください。