「ハイフ(HIFU)」の効果は、ほうれい線やフェイスラインを美しくケアしてくれます。ハイフ(HIFU)のデメリットや副作用は?火傷や事故の失敗は?
手軽に美肌へ導いてくれる「ハイフ(HIFU)」は多くの女性から支持を集めている人気のマシン!
一方でデメリットや副作用が気になる方もいるのではないでしょうか?
- ハイフのデメリット
- ハイフの副作用やリスク
- ハイフで発生している事故
- ハイフで失敗しないためには?
また「セルフエステ」などでは「ハイフ(HIFU)」による事故などが報告されている場合があります。
安心安全に「ハイフ(HIFU)」を受けるために事前にデメリットなどについて知っておくことも大切です。
「ハイフ(HIFU)」で失敗しない選び方なども紹介して行きます。
それでは1つずつ見ていきましょう!
ハイフ(HIFU)のデメリット
「ハイフ(HIFU)」は熱エネルギーを1点に集めることによってお肌に負荷を掛け、ダメージから再生する中でコラーゲンやエラスチンなどの美肌成分を増殖させてくれるマシンです。
そんな嬉しい効果が期待される「ハイフ(HIFU)」ですがデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
- 費用が高め
- 効果が発揮されるまで1ヶ月掛かる
- 痩せている人は頬がこける場合もある
費用が高め
「ハイフ(HIFU)」は美容クリニックの施術の中でも費用が高めです。予算が少ない方にとってはデメリットとなります。
しかし、通う頻度は他の施術などに比べても2~3か月に1度程度など多くないため1回分の費用としては高いとは言えないので長い目で見ると割安でもあります。
ちょっと高いけど効果が持続して、3〜6ヶ月に1度と通う頻度も少ないので長期的に見ればメリットと言えるでしょう。
効果が発揮されるまで1ヶ月掛かる
「ハイフ(HIFU)」は、真の効果が発揮されるまで1か月ほど掛かるとされています。
個人差があるためすぐに効果を感じられる方も少なくありませんが、結果がすぐに欲しいと焦っている方には長く感じるかもしれません。
しかし、効果持続時間は他の施術と比べても長く2~3か月は施術を受けなくても大丈夫なのは嬉しいポイントです。
最長では6か月ほど持続するとしていることもあり、中々施術を受ける時間が取れない方などにおすすめです!
施術を受ける最適な頻度や間隔について解説しているこちらの記事↓もあわせてご覧下さい。
痩せている人は頬がこける場合もある
「ハイフ(HIFU)」は脂肪細胞を破壊し、美肌成分を増殖するなどの効果があるとされます。
しかし、もともと脂肪が少なく痩せている方が受けると逆効果になってしまう場合もあります。
痩せ気味で脂肪が少ない方が、「ハイフ(HIFU)」を受けすぎると頬などがコケてしまうことがあります。
医療クリニックでは事前のカウンセリングがあるので、必ず事前に相談するようにしましょう。
副作用やリスクは?
「ハイフ(HIFU)」は外科手術の要らない、痛みの少ないリフトアップ施術です。
個人差はありますが、まれに副作用として赤みや腫れ、浮腫み、火傷など起こることがあります。(ほぼないようですが神経損傷の例も国民生活センターで報告されています。)
- 乾燥しやすくなる
- 赤み・腫れが出ることがある
- 火傷・水ぶくれが出ることがある
- 浮腫みが出る
- 神経損傷
赤みや腫れなどが出る場合「チクチク刺されている痛み」が現れることがあり、鈍い筋肉痛のような症状が数日残ることがあるとされ、浮腫みなどを含めほとんどの場合、数日で自然に消失するとされています。
乾燥しやすくなる
熱エネルギーを照射するため一時的に乾燥気味になることがあります。保湿などスキンケアをしっかりすることが大切です。
赤み・腫れが出ることがある
大抵は少し症状が出る程度で、メイクなどを施せば日常生活に支障ない程度。
ただし、赤みが出やすい敏感体質、肌がもともと弱い場合高出力で「ハイフ(HIFU)」照射するとひどく出ることもあり、事前に弱めの出力で施術するよう相談することが大切です。
火傷・水ぶくれが出ることがある
「ハイフ(HIFU)」による火傷の症例があり、超音波が使われる機器の性質上骨に近い部分を垂直に照射すると定在波が発生し火傷することもある。
火傷は水ぶくれを起こすこともあるので、過度の長時間照射、過度の高出力は避けるべきです。
浮腫みが出る
施術後浮腫みが発生し効果の実感がない、または実際よりもリフトアップして見えたりすることも・・・
「ハイフ(HIFU)」による施術は元々1ヵ月以上後から実感が出てくるモノで、時間の経過とともに、ほぼ浮腫みは取れてきます。
浮腫みについては一時的なものでほとんどの方は、時間の経過とともに浮腫みが引いていくようです。
神経損傷
「ハイフ(HIFU)」は照射方法を間違えると皮膚だけでなく神経や筋肉を傷める場合があります。
滅多にある事例ではないようですが、ハイフによって神経を傷付け、頬から唇にかけてしびれ、麻痺が出た人もいます。(参照→エステサロン等でのHIFU機器による施術でトラブル発生!-熱傷や神経損傷を生じた事例も 独立行政法人国民生活センター)
「ハイフ(HIFU)」の仕組みから考えて、基本は弱めの出力で様子を見て少しづつ出力を上げていくのが大切です。
効果を求めるあまり、欲望が優先して出力を強めたり1ヵ所に長時間の施術、照射を求めることは事故や副作用が発生する大きな要因となってしまいますので、クリニックやエステサロンの指示に従って施術を受けてください。
またお肌が弱い方は、低出力から徐々に出力を調整していくよう相談しましょう。
事故が多発のためクリニック以外でハイフが使用禁止に
2024年6月より、ハイフの使用は医療行為に該当するようになりエステサロンでのハイフの使用は禁止される用になりました。
「ハイフ(HIFU)」による事故、そのほとんどが「セルフエステ」でお客さんが自ら機器を操作したことによって起きていたようです。
「ハイフ(HIFU)」の施術に批判的な情報を見ると、過度にエステ店の事故などを強調していますが、その報告の多くは「セルフエステ」での事故となっています→(参照→エステサロン等でのHIFU機器による施術でトラブル発生!-熱傷や神経損傷を生じた事例も 独立行政法人国民生活センター)
「独立行政法人 国民生活センター」の報告によれば、2014年度のセルフエステによる相談件数は5件だったものが、2019年度では52件となっており、セルフエステ店の増加や説明不足、機器の扱いが安易になってしまっている現状があるのではと推測されています。
効果を求めるあまり一ヵ所を長時間施術すると熱エネルギーが集中しすぎて火傷などの負傷をしてしまう可能性があります。
必ず気を付けた方が良いコトは、常に物足りないくらいで、欲張りすぎて照射時間が長くならないように細心の注意を払うことが大切で、物足りない程度であれば事故なく施術を受けられるでしょう。
厚生労働省から使用禁止の通達が出ている
2024年6月から厚生労働省により「医師免許を有しない者がHIFUを人体に照射し、細胞に熱凝固を起こさせる行為は法律に違反する」という通達が出されています。(医師法第17条)
エステサロンでの施術は行った側だけでなく、受けた側も罰則を課せられる可能性があるとのことです。
ハイフの施術は必ず医療機関で受けるようにして下さい。
ハイフで失敗しないためのポイント
「ハイフ(HIFU)」のデメリットや副作用を紹介して来ましたが、カラダへの負担を最小限にして受けるにはクリニック選びが重要になってきます。
どのような点に気を付けて選べばよいのでしょうか?
- 施術後のケアをしっかりする
- 信頼できるクリニックを選ぶ
施術後のケアをしっかりする
「ハイフ(HIFU)」は熱エネルギーを照射するため施術後は一時的に乾燥気味になる方が多く見られます。
お肌が乾燥している状態は紫外線のダメージを受けやすいとされるため、保湿のために化粧水やクリームをしっかり塗るなどのスキンケアが大切です。
普段以上に丁寧にケアしてあげてください。
信頼できるクリニックを選ぶ
「ハイフ(HIFU)」は熱を一点に集中させ効果を発揮していくため、あかみやかゆみなど場合によっては水ぶくれなどの副作用が出やすい一面があります。
施術するクリニックとの事前の相談が大切なため、技術や知識をしっかり持っているかが大切です。
できる限りデメリットやリスクを避けられるように、創業年数や実績の多い信頼できる厳選クリニックを紹介しているこちらの記事もあわせてご覧ください↓