セルライトと脂肪の違いや見分け方を解説！気になる除去法もご紹介

セルライトと脂肪の違いをみなさんは知っていますか？

セルライトや脂肪は同じものとして扱われることもありますが、実は違っています。

２つの違いが分からないという方も多く、エステサロンを選ぶ際にも痩身をメインの目的とするのか？セルライト除去をメインの目的にするのか？によって選び方も変わってきます。

セルライトと脂肪の違いを知っておくことでより効率的にダイエットやセルライト除去に取り組む事ができます。

セルライトと脂肪の違いは？比較してみよう

セルライトと脂肪の違いを比較表にしました。

	セルライト	脂肪
男女差	90%以上は女性に発生しているとされ痩せていてもできる	男女関係なく脂肪は存在する
発生部位	お腹・お尻・太ももなど皮下脂肪が多い部位に発生しやすい	皮下脂肪・内臓脂肪など様々な部位に存在する
症状	脂肪細胞と老廃物の結合により硬く繊維化し凸凹ができる	脂肪細胞が肥大化し肥満状態になる
原因	暴飲暴食や運動不足など、血液やリンパの循環が悪いと発生する	暴飲暴食など脂肪細胞の肥大化による
推奨される対処方法	脂肪分解のマシンによるセルライトへのアプローチ	食事管理や運動による脂肪の縮小

１つずつ見て行きましょう↓

セルライトの特徴は？

セルライトは脂肪細胞と老廃物などが合体し硬く繊維化したものです。脂肪は食生活などの乱れで肥大化し肥満状態を生み出します。

脂肪の特徴は？

脂肪は食生活などの乱れで肥大化し肥満状態を生み出します。

「内臓脂肪」「皮下脂肪」などがあります。男女問わず存在するためセルライトと違い誰にでも発生します。

脂肪には、大きく分けると「皮下脂肪」と「内臓脂肪」の2種類が存在します。

パン色など食事の欧米化や運動不足などによる体脂肪の増加・肥大化によって肥満が発生します。肥満状態が続くことで生活習慣病から様々な病気の元にもなるとされています。

近年、わが国においても食生活を取り巻く社会環境の変化、すなわち食生活の欧米化や運動不足から肥満の人が急激に増えています。「肥満」とは、体重が多いだけではなく、体脂肪が過剰に蓄積した状態を言います。肥満は、糖尿病や脂質異常症・高血圧症・心血管疾患などの生活習慣病をはじめとして数多くの疾患のもととなるため、健康づくりにおいて肥満の予防・対策は重要な位置づけを持ちます。
参照→厚生労働省「肥満と健康」

セルライトと脂肪の違いは？

セルライトは脂肪細胞と老廃物が合体したもので、肥満状態でも発生しますが痩せていても発生します。運動や食事制限は予防やケアに役立ちますが、セルライトの凸凹そのものを除去するのは難しいとされます。

一方で、脂肪は肥大化することで肥満状態を作り出すことから、運動や食事制限で脂肪を小さくする事ができます。

２つとも脂肪が原因となりますが、セルライトの方がより複雑な成り立ちをしています。

脂肪による肥満はセルフケアで解消する事ができますが、セルライトはセルフケアでは予防はできても１度発生したものの除去は難しいとされます。

セルライトと脂肪の判別方法

お腹や太ももなどを掴んでみて下さい。基本的に柔らかい状態であれば皮下脂肪のみであることが多いです。

掴んだ感触が硬かったり凸凹がある場合にはセルライトです。しかセルライトにはタイプがありむくみ型セルライトの場合は凸凹しながらも柔らかい場合があります。

セルライトは状態が悪化してくるとパッと見ただけでも凸凹していますが、初期段階ではつままないと凸凹がわかりづらい場合があります。初期の内に対処することで表面に浮き上がるほど目立つ前に除去する事ができるとされます。

まずはお腹や太ももを掴んで確認して見て下さい。

セルライトと脂肪はセルフケアでなくせる？

セルライトや脂肪はセルフケアでなくせるのでしょうか？

脂肪はセルフケアでも縮小できる

脂肪による外見への影響は脂肪細胞が肥大化することによる肥満状態(いわゆる太ってしまった状態)です。

肥大化した脂肪は運動や食事制限、マッサージなどで縮小させる事ができ肥満状態を減らしていく事が可能です。

ただし、脂肪の縮小が肥満解消とはなるものの脂肪自体がなくなるわけではありません。過度の食べ過ぎなどがあれば再度肥大化してしまうこともあります。

内臓脂肪、皮下脂肪ともに以下のような方法で縮小させる事ができます。

糖質や脂質を減らし、野菜などビタミンやミネラルを含むバランスの良い食生活や適度な運動によって基礎代謝を高く保つこと、毎日の入浴など体温を高めに保つことで脂肪が燃焼しやすい状態を作ることが大切です。

無理ない範囲から始めて見て下さい。

セルライトはセルフケアで予防はできるが除去するのは難しい

次にセルライトですが、セルフケアで予防はできますが除去することは難しいとされています。

セルライトは脂肪細胞と老廃物が混じり合ったもので、２つが硬く結びつき繊維化することでセルフケアでは除去が難しい状態になってしまいます。

脂肪のみであれば肥大化しても肥満状態になるだけで、適切な運動や食生活でなんとかする事ができます。

セルライトに対してセルフケアでできることは以下のような方法になります↓

運動や筋トレによる代謝アップや食事制限による脂肪の肥大化防止は、脂肪による肥満対策とも共通しますがセルライト予防にも有効です。

脂肪細胞とともに老廃物もセルライトの原因となるため、お風呂上がりにマッサージなどで排出を促進していきましょう。

普段から上記の３つを続けることで１度つくと自力では落とすのが難しいセルライトの予防になります。

次はすでに頑固なセルライトの凸凹が発生してしまっている人への対処方法も紹介して行きます。

すでにセルライトが悪化している場合の対処方法は？

セルライトがすでに出来てしまっている場合の対処方法についても紹介して行きます。

１度つくと頑固なセルライトの凸凹は自力では落とすのが難しいとされていますが、以下の方法で除去が可能とされています。

セルライトエステを受ける

すでに頑固なセルライトが出来てしまっている人はセルライトエステを受けることをおすすめします。

その理由はセルライトの原因となる脂肪細胞と老廃物の両方にアプローチする施術が受けられるからです。

セルライトエステを受ける場合は以下のマシンを使用しているサロンを選ぶとより効果的です↓

• キャビテーション
• ラジオ波
• EMS
• エステティシャンによるマッサージ

まずキャビテーションを使用しているサロンを選ぶのが最優先です。キャビテーションは超音波によって脂肪細胞を分解するとされるマシンです。セルライトは脂肪細胞と老廃物が原因となるため脂肪細胞の分解マシンは必須です。

またラジオ波やEMSは身体を温めて代謝を良くして脂肪燃焼しやすい状態へ導いてくれるマシンです。キャビテーションと合わせることでより脂肪細胞の分解効果が期待されます。

さらにエステティシャンのマッサージを同時に受けることで、キャビテーションなどのマシンで分解された脂肪を老廃物などと一緒に排出しやすくする事ができます。

お腹やお尻・太ももなどにセルライトがつきやすいためこちらの記事で厳選している下半身の脚やせやセルライト専門コースがあるサロンがおすすめです合わせてご覧ください↓

クリニックでの脂肪冷却を受ける

セルライトは脂肪細胞と老廃物が合体して硬く繊維化したものです。セルライトエステだけでなくクリニックの脂肪冷却(クールスカルプディング)も脂肪細胞を破壊する施術方法でおすすめです。

エステと違いプロのテクニックによるハンドマッサージなどは行いませんが、食事指導やダイエットスムージーなどクリニックならではのオプションがついており内臓脂肪・皮下脂肪の両方にアプローチする施術で痩身とセルライト除去を同時に受ける事ができます。

全身施術可能ですが、特に部分痩せを得意とする施術方法となっています。太ももの凸凹が気になるなどどうしてもここだけは何とかしたいというコンプレックスがある方にクリニックの脂肪冷却はおすすめです。

セルライトと脂肪の違いまとめ

セルライトと脂肪の違いや対処方法をそれぞれ紹介して来ました。

セルライトは脂肪細胞と老廃物が原因となり、肥満は脂肪が肥大化したものです。肥満解消のセルフケアは脂肪を小さくするためセルライト予防にも効果的ですが、セルライトの凸凹を除去することは難しいとされています。

セルライトの凸凹が悪化した場合は自力での除去が難しいため、脂肪を分解するとされるキャビテーションや脂肪冷却などのマシンを使った施術方法がおすすめです。

セルライトが悪化した場合は、セルライト自体が身体を圧迫し血液やリンパ液の循環を妨げるため、老廃物の排出がうまく行かず、さらにセルライトが発生する悪循環を引き起こします。

早めの対処が時間も費用も掛からない傾向があります。

セルライトの凸凹にお悩みの方はこの機会にピリオドを打ってみてはいかがでしょうか？

こちらの記事でセルライト専門コースがあるサロンを厳選して紹介しています。ぜひあわせてご覧ください↓