ケミカルピーリングで毛穴の黒ずみや開き・たるみへアプローチしよう

ケミカルピーリングは様々なお肌の悩みをケアしてくれる施術方法です。

中でも毛穴の黒ずみや開きなど、詰まった汚れは大きな悩みとなる厄介な存在です。

今回はケミカルピーリングのケアの開きや黒ずみケアについて紹介していきます。

それでは１つずつ見ていきましょう↓

ケミカルピーリングの毛穴への効果は？

ケミカルピーリングは、毛穴の黒ずみや開きへアプローチすることができる施術方法です。(参照→日本皮膚科学会「ケミカルピーリング」)

毛穴に蓄積した古い角質や汚れ・詰まりなどを、グリコール酸（AHA）ピーリングをはじめとする専用の薬剤で剥がしていきます。

毛穴をケアすることで、お肌の印象が明るく他人から見た時の印象が良い状態を目指せます。

それだけでも肌がすっきり清潔になるため、見た目の印象も大きく変わります。

ケミカルピーリングはお肌の新陳代謝、ターンオーバーを促進するため新しい皮膚細胞が古い皮膚の層を下から押し上げ剥ぎ落としていきます。毛穴の細胞も新しく生まれ変わるので汚れなどが目立ちにくくなるとされています。

ケミカルピーリングのメカニズムや効果・効果がない場合も知りたい方はこちらの記事で詳しく解説しているのであわせてご覧ください↓

毛穴の悩みの種類は？ケミカルピーリングで解消できるの？

次に毛穴の悩みの種類とケミカルピーリングで毛穴ケアができるのか？について紹介していきます。

１つずつ見ていきましょう↓

毛穴の開き

毛穴が開くことによって、表面が小さなクレーター状にポツポツして見えます。触れるとザラザラとした感触を感じるはずです。

セルフケアなどが上手くできずに、無理やり詰まった角栓を押し出したりすると毛穴が開いたままになったり炎症してしまいます。

毛穴の黒ずみを生み出す原因となることもありセルフケアは慎重に行いたいところです。

毛穴のたるみ

お肌がたるんでくる事で毛穴も一緒にたるんでしまいます。毛穴が縦方向に引き伸ばされるように目立ってしまう状態です。

加齢やお肌の乾燥、直射日光を浴びることによる紫外線のダメージなどが原因とされます。お肌の保水力が失われツヤやハリがなくなって来ます。

毛穴のたるみはほうれい線や口元のたるみとしても現れやすいとされ、見た目に影響があります。

ケミカルピーリングとともにハイフ(HIFU)などの施術でリフトアップも同時に行うのもおすすめです。

こちらの記事でハイフ(HIFU)について詳しく解説しているので、興味のある方はあわせてご覧下さい↓

毛穴のつまり

毛穴の詰まりは食生活の乱れなどによって皮脂の分泌過剰による汚れの詰まりなどで発生します。

１日の終わりにお化粧などのクレンジングが上手くできていなかったりしても毛穴に汚れが詰まってしまいます。

鼻の周りなどは皮脂が分泌しやすい部分でもあり、皮脂の多く出る部位は毛穴の汚れが目立ちやすくなります。

イチゴの表面にあるブツブツのような黒ずみができてくると、よく言われる「イチゴ鼻」になっていきます。黒ずみは皮脂などが溜まり角栓が酸化したものです。

角栓の構成成分として主な成分はタンパク質であり、脂質はトリグリセリドが少なく遊離脂肪酸が多く、角質層にはないアクネ菌由来のタンパク質と炎症に関わるタンパク質が検出されるため、皮膚上の細菌によってトリグリセリドが分解されてできた遊離脂肪酸だと考えられ、この脂肪酸が毛穴の角質細胞を成長させて剥離され、皮脂と混ざることで角栓となっている^[2]。角栓には、内毛根鞘に由来するトリコヒアリンが存在することから、表皮の角質ではなく皮脂管近くで分解される内毛根鞘の分解物が取り込まれている可能性がある。参照→Wikipedia「角栓」

毛穴の黒ずみ

先ほどの毛穴の詰まりでも紹介しましたが、毛穴の詰まりによって角栓が酸化することで黒く目立つ毛穴詰まりになります。

直射日光を多く浴びた場合も、紫外線の影響で毛穴の周りにある細胞にメラニン色素が沈着することによって黒ずむ場合も考えられます。

色素沈着した場合はセルフケアで落とすことは難しいとされ、クリニックのケミカルピーリングで専用の薬剤を使用したケアを受ける必要があります。

毛穴の色素沈着

毛穴の黒ずみにも共通しますが、毛穴のは皮膚細胞に紫外線や乾燥などのダメージが蓄積することでメラニン色素が生成され沈着することがあるとされます。

色素沈着へはお肌を美白へ導く施術方法があっていますが、素人判断では色素沈着なのか？角栓などの汚れなのか判別しにくくクリニックの事前カウンセリングでケミカルピーリングがあっているのか？他の施術方法が向いているのか？確認するようにして下さい。

毛穴のケミカルピーリングを受ける頻度や回数は？

毛穴ケアにケミカルピーリングを受ける場合、どのくらいの頻度や回数で施術を受ける良いのでしょうか？

ケミカルピーリングの頻度や回数は使用する薬剤や施術を受ける人のお肌の状態によります。

何回受ければ絶対に良くなるということは言えませんが、一般的に２〜４週間のペースで５回以上受けることをお勧めしているクリニックがほとんどです。

毛穴の状態がそこまでひどくない方は４週間に１回程度の頻度、状態がひどい方は２〜３週間に１度程度の頻度で通うこと場合が多いようです。

毛穴の状態が良くなって来た後は、頻度を少し少なくしてメンテナンスに通うことで美肌を保つことができるとおすすめされています。

ケミカルピーリングの頻度は、通うことになったクリニックで事前カウンセリングを行い決めて行くことになります。

ケミカルピーリングの頻度や間隔について詳しく知りたい方は、こちらの記事↓もあわせてご覧下さい。

毛穴のケミカルピーリングを受ける時の注意点は？

毛穴へのケミカルピーリングを受ける際に気をつけたい注意点についても見ていきましょう。

即日理想の状態にはならない

ケミカルピーリングは継続することで効果を発揮する施術方法です。初回の施術を受けていきなり理想の美しいお肌になれるわけではありません。

先ほど紹介したように複数回の施術を受けることで徐々に理想の状態へ近づいて行くことができます。

１回だけではケアしきれない

１回の施術で効果を時間される方もいるようですが、良いお肌の状態が定着して行くには１回だけではケアしきれません。

２回３回と施術を積み重ねるうちにお肌に変化を感じるようになっていきます。

理想の状態へは5ヶ月以上は掛かる

先ほど頻度や回数を紹介させて頂いたように、個人差はありますが２〜４週間に１回程度を５回程度は受けることをお勧めしているクリニックがほとんどです。

４週に１回のペースで５回であれば、約5ヶ月掛かる計算になります。焦らず理想のお肌を目指していきましょう。

メンテナンスを継続することで良い状態を保つ

クリニックで提案された治療計画に沿って施術工程が全て終わった後も、メンテナンス程度に頻度を落として通うことで良いお肌の状態を保って行くことができるとされています。

ケミカルピーリングのデメリットや副作用・アフターケアの方法についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。興味のある方はあわせてご覧下さい↓

ケミカルピーリングの種類

ケミカルピーリングの専用薬剤はクリニックの医師がお肌の状態にあわせて選んでくれます。

ここでは代表的な薬剤について紹介していきます。

コラーゲンピーリング

コラーゲンピーリングはその名の通り、コラーゲン生成を促します。真皮層へ刺激を与えることによって生成されたコラーゲンが毛穴の開きや黒ずみなどをケアしてくれるとされています。

顔だけでなく、首周りやデコルテなどにも使用することで、年齢が出やすい部位のケアにも使用されます。

ハイドラフェイシャル

ケミカルピーリングの中でもお肌に刺激が少なめなマイルドなピーリングです。

水分を失わないように補給しながら角質を剥がす仕組みで、古い角質のみでなく皮脂や汚れも浮かせられ、毛穴の奥まで洗浄したい方にもおすすめされています。

ミルクピーリング

ミルクピーリングは、フランスのDERMACEUTIC社が提供するケミカルピーリングで、ニキビやくすみ・乾燥肌などに使用されています。

赤みやなどのダウンタイムが少ないとされ、効果を実感するのもピーリングの中でも早いとされています。

ケミカルピーリングのニキビ跡への施術についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。あわせてご覧下さい↓

トックスピーリング

トックスピーリングは、ヨーロッパで使用されているピーリングで、アンチエイジングを目指す方に使用されます。透明感のあるお肌へアプローチする施術方法とされています。

TCAピーリング

TCAピーリングは、薬剤の濃度が濃いピーリングで、早く効果を感じたい方が使用する傾向がありますが、濃度が濃い薬剤の影響でお肌が剥がれる程度が大きくダウンタイムも比較的長いものになります。

強く日焼けした後のように皮が剥がれるとされインパクトが大きいですが、その後はツルツルとしたお肌の状態になりやすいなるべく早く美肌を目指したい方向けのケミカルピーリングです。

ポイントハードピーリング

ポイントハードピーリングは、他のケミカルピーリングよりもさらに濃い濃度で強い酸を使用して施術します。

ニキビ跡のクレーターが深いとケミカルピーリング以外の施術方法を提案されることも多いですが、ポイントハードピーリングでは、クレーター状のニキビ跡にも対応できる場合があります。

施術組み合わせや一般的な費用は？

ケミカルピーリングは理想の美肌へと導いてくれる施術方法ですが、他の施術と組み合わせることで理想のお肌に近づくことを早めてくれます。

ケミカルピーリングと組み合わされることが多い施術方法

ピーリング＋エレクトロポレーションで毛穴の黒ずみケア

ピーリングで毛穴の黒ずみや古い角質層にアプローチした後、ビタミンCやトラネキサム酸などの薬剤をエレクトロポレーションで浸透させることにより理想の美肌へと導いていきます。

ビタミンCやトラネキサム酸で毛穴だけでなくシミやくすみなどへもアプローチしていくことで、ケミカルピーリングだけでは補えない部分をサポートし隙のない施術となります。

ピーリング＋レーザートーニングで毛穴の色素沈着ケア

ケミカルピーリングは美肌へケアしてくれますが、ニキビ跡の深いクレーターや色素沈着には対応しきれない場合があります。そんな時は肝斑や色素沈着のケアにレーザートーニングが併用されることがあります。

ニキビ跡の深いクレーターへレーザーによってアプローチが可能です。ケミカルピーリングの美白ケアとあわさり理想の状態へと導いてくれます。

毛穴のたるみへはハイフなどを併用する

たるみによって開いてしまった毛穴は引き締め効果やリフトアップ効果のあるハイフ(HIFU)の施術との組み合わせも有効とされます。

ハイフ(HIFU)のお肌引き締め、リフトアップ効果とケミカルピーリングの美肌ケアによって、たるみによって開いた毛穴を理想のお肌へと導いてくれます。

ケミカルピーリングの費用はいくらかかる？

ケミカルピーリングの費用はどれくらい掛かるのでしょうか？

クリニックによる違いが大きいですが、一般的な費用を見ていきましょう↓

クリニック

部位や何か所施術するかにもよりますが、おおよそ1回の施術で約5,000円～50,000円程度のクリニックが多い。

クリニックだとおよそ約5,000円～50,000円程度で、ピーリングの種類や薬剤も様々なため場合によっては10万円を超えるクリックもあるようです。

実際のクリニックの料金も見てみましょう↓

クリニック名	料金
品川美容外科	￥4,320〜(税込）
湘南美容外科	￥4,950(税込）
東京美容外科	￥22,000～(税込)

おすすめは「品川美容外科」で￥4,320〜(税込）というクリニックとして良心的な価格に加えて、様々な施術や部位の組み合わせが豊富なのもポイントです。全国にクリニックがあるのも通いやすく継続しやすいですね。

ケミカルピーリングのニキビ跡への施術については他の施術も併用して行く場合があり費用が多めにかかる場合があります。こちらの記事で詳しく紹介しているのであわせてご覧下さい↓

まとめ

ケミカルピーリングによる毛穴ケアについて紹介して来ました。

昨日と今日でいきなり毛穴が黒ずんだり、開いたりしないことからついつい毛穴のケアが遅れてしまう場合が多くあります。

気づくほど黒ずんだり開いた時には、時間を掛けてケアしないと中々もとに戻らない状態になってしまっています。

焦ってセルフケアを行うと早く解消したいあまり、薬剤を多く使用してしまったりお肌を強く擦ったりと悪化させてしまうこともあり得ます。

そんな時には長年事業を続けている信頼性と実績が豊富なクリニックで施術を受けると安心です。

「品川美容外科」のホームページでは、実際に施術を受けた方の症例ビフォーアフター写真や動画が豊富に紹介されています。

すでに施術を体験した人の症例やビフォーアフター写真・動画が確認できると安心です。

「品川美容外科」公式ホームページで、施術を受けた方達のビフォーアフターをぜひチェックして見て下さい↓

この機会にシミやニキビ跡など、お肌の悩みにピリオドを打ってください！